作者: [日] 松岡伸治
原名《イラスト、漫画のための配色教室》,日本松岡伸治推出的配色教程。
CHAPTERO1配色の基礎知谎男性キャラクタ-の配色
色使いによって 男性も年齡や社会的ポジションなどを表現することができます。
キャラクタ一設定をしっかりと行ったうえで、それをより豊かに表現できる配色を選ひましょう。
寒色をベ-スに組み立てる
イラスト作品において 男性らしいキャラクタ一を描 わせると アダルトなイメ-ジを演出できます。
くときは、寒色を基調にした配色を心がけるとよいで これらの法則は キャラクタ-そのものだけでなく
しょう。年龄や社会的ポジション、趣味嗜好などの設 画面全体を男性的な印象にしたいときにも当てはまりま
定によってト-ンの選ひ方が異なります。無彩色の黑 す。ト-ンを意識して いるいるな色の組み合わせを
やグレ-あるいは落ち着いた色味の暗清色を組み合 試してみましょう。
■若い男性の配色 大人の男性の配色
10代後半から20 代くらいの若い男性は、寨色のなかでも鮮や 30代くらいの大人の男性は、無彩色や暗清色の低明度·低彩度
かで明るく軽やかなト-ンの配色がおすすめ。フレッシエで爽やか の寒色を使うことで、理知的で落ち着いた印象を表現できます
なイメ-ジになります。 ビジネスス-ツのような紺やチャコ-ルグレ-が当てはまります。
ダンディな男性の配色 力強くタフな男性の配色
ダンディなキャラクタ-は低明度·低影度の茶色系やゼビア系を 八-ドでタフなイメ-ジの男性キャラクタ-には、赛色だけでなく
ベ-スに 柑や深線をプラスして上品でクラシカルな印象に。ダ- 暖色も使用してメリハリをつけることがポイントです。暗めのト
クグレ-を加えると、重厚感と都会的な雾四気が演出できます。 ンで対比の強い色を組み合わせると、より強調できます
部スポ-ツマンの男性の配色 知的な男性の配色
スポ-ティ-で力強いイメ-ジを感じさせるには、彩度の高いビ 寰色である青系の色がベ-ス。青には、インテリジエントでクレ
ビッドカラ-を基明に多くの色相を使ってにきやかな色の組み合 バ-、洽静なイメ-ジカおります。アクゼントとして暖色をプラス
わせにすると。元気さや明るさが出て動きのある印象になります。 することで 青のク-ルさがより引き立ちます。
王子樣系の男性の配色 ■悪役、敵キャラ系の男性の配色
ク-ルななかに高贵さを感じさせる配色。知性と美しさを合わせも 重々しさや不気味さ、憎タしさなど 悪役のもつイメ-ジを色て
ちますが カ強さは乏しいという印象です。フエミニンな赤業やビ 表現。黑を基調にして、濃いめのグレ-や低明度の紫系、赤系な
ンク、ゴ-ルドやシルバ-を想起させる色を加えるのがポイント。 どと組み合わせた配色がおすすめです。
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